1999年に発行され、2011年3月の災害を予見していたと話題になった「たつき諒」先生の著書『私の見た未来』。
この本は、著者が見た夢を日記に書き留めたものを予言書として発表した作品です。
現在は絶版となり手に入れることが難しいですが、新たな予言を追加した『私が見た未来 完全版』が2021年に飛鳥新社から出版されました。
では、この予言書?『私が見た未来』の的中率はどのくらいなのでしょうか?
また、ハズレた予言もあるのか気になりますよね。
さらに、著者のなりすましが現れたという話もありますが、どのようなことを行っていたのでしょう。
今回の記事では、以下の点について詳しく紹介していきます。
- 『私が見た未来』のハズレた予言
- 予言の的中率は?
- たつき諒先生のなりすましとは
なお、この記事はショッキングな内容を含みますが、あくまでもエンタメ考察として楽しんでいただければ幸いです。
ぜひ最後までお付き合いください。
【私が見た未来】ハズレた予言ある?

『私が見た未来』で外れた予言はあるのでしょうか?
結論から言えば、現時点では明確に「外れた」と言える予言は特定できません。
この作品の中で、具体的な時期が示されているのは「2011年3月」と「2025年7月」のみです。
その他の予言については、いつ起こるかが明確に記されていないため、現時点でまだ起こっていないだけとも解釈できます。

でも、予知夢から30年以上たってたら、さすがにハズレたでいいのでは?
それでは、『私が見た未来』でまだ起こっていない予言のひとつである、富士山の噴火について、見てみましょう。
ハズレた予言は富士山大噴火!
1991年8月20日 pic.twitter.com/QeTMRlBFYs
— K.K@相互フォロー (@kimidesu_k) April 11, 2022
1991年8月20日にたつき諒先生は富士山が噴火し、急いで避難する様子の夢を見ています。
完全版でたつき諒先生は「この夢による噴火は抽象的なもので、大規模災害は起こらないと思っている」とのこと。
夢診断では噴火は「パンデミックや世界恐慌などでパニックになる」という意味があるそうなのですが、そうすると、富士山噴火はリーマンショックやコロナウィルスを表していたとも考えられたりもしてきますね。

さすがにそれはこじつけが過ぎると思うけど・・
他の予言も事後でこじつけ?
『私が見た未来』の中の予知夢は、こじつけだという意見も見られます。
はたして本当にこじつけなのでしょうか?
結論から言えば、「受け取った人の解釈しだい」としか言えないと思います。
では、「予知夢はこじつけだ」という目線で以下の予言を考えてみますね。
- フレディ・マーキュリー
- 1976年11月 フレディの訃報のニュースを見た夢
- 1991年11月24日 フレディ死去
- ダイアナ元妃
- 1992年8月31日 赤ちゃんを抱いたダイアナと書かれた女性の写真の夢
- 1997年8月31日 ダイアナ元妃が交通事故で死去
ダイアナ元妃の夢では、写真を見たという夢が5年後には訃報という形で現実になっています。
夢で見た内容と現実の出来事は、リンクしているわけではないようですね。

亡くなった夢を見たからと言って訃報でなくても構わないってことだね。
亡くなった夢を見たからと言って訃報でなくても構わないってことだね。
そして、二人とも世界的超有名人です。
予言に期限がないのであれば、夢と同じ日付付近にいつかは何らかのニュースは出てくるでしょう。
結局解釈しだいでどうにでもできるため、いくらでもこじつけであると定義することはできますね。

でもなんか、「こじつけ」にするための「こじつけ」って気もするなぁ。

結局どう考えるかは、情報を受け取った人次第ってことだよね。
【私が見た未来】的中率やなりすましも紹介!

数々の予知夢が紹介された『私が見た未来』ですが、その的中率はどのくらいなのでしょうか。
また、2020年頃から著者のなりすましが現れ、注目を浴びることで、後に嘘の予言が出回り、現在まで混乱を引き起こしているようです。
果たして、そのなりすましとはどのようなものだったのでしょうか。
ここからは、『私が見た未来』の的中率と、たつき諒先生のなりすましについて詳しくお話しします。
的中率はどうなの?
『私が見た未来』たつき諒先生の予知夢の的中率については、世間では90パーセント以上との意見も見られますね。
しかし、実際のところ、その的中率は不明です。
この高い的中率の噂には、著者のなりすましが影響しているとも考えられるんですよ。
著者が見た夢から、後から振り返ってみて当たっていた夢や、まだ起こっていないがメッセージ性のある夢を選択して紹介しているため、本当の的中率を正確に把握することは難しいのです。

たつき先生が1976年から書いている夢日記を全部見ないと、的中率は分からないね。
なりすましによるデマの内容とは?
たつき諒先生のなりすましは、最初は2ちゃんねるに登場し、予知夢についての解説や本に載っていない予知などの嘘を投稿していたんですよ。
その後SNSでも発言し出し、オカルト界隈のファンを喜ばせ、挙句の果てに雑誌のインタビューにまで登場するという傍若無人ぶりを発揮させていました。
当時たつき諒先生は漫画家を引退しており、ネットに全く接続しない生活をしていた為、なりすましに気づくことができず、後に甥や姪から言われて知ったとの事なんですよ。
以下、なりすましが流したデマについてご紹介します。
- 尾崎豊の死
- 1982年4月25日 日本のロックシンガーが亡くなる夢
- 1992年4月25日 尾崎豊死去
- コロナウイルスによるパンデミック
- 1995年1月2日 2020年頃に未知のウィルスが現れる夢
- 2020年1月 新型コロナウィルスが確認される
- 5、15の法則
- 夢を見た日から、人の死の予知は5の倍数、災害は15の倍数の日にちか年数の後に起こるという法則。

なりすましが発覚した今でも信じている人が多いみたいだね。
なりすましが行った事は罪深いですね。
ただ一つ、貢献したと言えるのは、なりすましの存在によって、たつき諒先生が動き、完全版が出版されるきっかけの一つとなったことでしょう。

もうひとつのきっかけは、たつき諒先生が新たな予知夢を見たことなんだけどね。
まとめ
今回はたつき諒先生の『私が見た未来』について、ハズレた予言や的中率、たつき諒先生のなりすましについて、ご紹介させて頂きました。
- 『私が見た未来』のハズレた予言
- 富士山の噴火がハズレた予言として挙げられるが、まだ起こっていないとも考えられる。
- 予言の的中率は?
- 主に当たった予知夢を紹介しているため、90%以上と言われているが、夢日記の全内容が分からない為、正確な的中率は不明。
- たつき諒先生のなりすましとは
- 嘘の予想を広め、オカルト界隈を混乱させた。
- 完全版発行のきっかけのひとつとなった。
完全版では新たな予知夢が発表され、Xデーは2025年7月。
信じる信じないはあなた次第ですが、備えあれば憂いなしで、何も起こらなくても準備しておくことが大切です。
とはいえ、暗い未来よりも明るい未来を信じていたいですね。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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